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七月の活動 其の一

剣禅一如

 

さてさて七月に入りました。

急激な気温の変化に、体調を崩しやすくなりますので、

しっかり食べて、寝て、働いて、遊んで、学んで生活しましょう。

 

というわけで学びのお話。

 

剣道団体ではよく、その会のテーマだったり目標だったりというもので、四字熟語やら単語を一つ持っています。

質実剛健、勇猛果敢、風林火山、威風堂々などなど……

様々な言葉を背負って戦う剣道団体、その中で八木崎剣友会が背負う文字は『剣禅一如』。

 

子ども達にどんな意味だと思う?と聞くと、みんなであれこれ意見を出し合い、沢山考えていました。

剣禅一如は「剣の道の究極の境地は禅に通じる無相無念と同一である」ということ。

禅は仏教用語で心を表し、剣の道でも、禅の世界でも、物事の能力を極める為には身体だけの鍛練ではなく、心の修行も大切であるという意味です。

 

子ども達「……?」

 

そうね、まだよくわかんないよね笑

頭の端にでも入れておいてくれ。

高学年組はなんとなく想像がついたようでした。

 

知っているのと知らないのでは、全く違います。

今回この言葉の意味を知ったことで、これから先、剣を磨いて、心を磨いて、強くなって行く過程で、ある日突然その意味がわかる瞬間が来た時。

それは稽古中かもしれないし、試合中かもしれないし、審査中かもしれないし、ご飯を食べている途中かもしれない。

その意味を理解した瞬間、それは自分にとっての大きな成長であり武器になります。

その日が来るのはいつになるのか?楽しみですね☆

 

剣の成長と共に心を成長させ、誰よりもたくましく育っていく剣士を、皆で見守っていきます。

大人もまだまだ成長しますよー☆